対応するiPhoneでは、Appleの「メッセージ」のライブ翻訳で、受信したテキストを希望する言語で自動表示できます。必要な言語をダウンロードし、会話を開いて、翻訳元と翻訳先の言語を選びます。
お使いのiPhoneや言語の組み合わせがライブ翻訳に対応していない場合は、メッセージをコピーしてテキスト翻訳アプリに貼り付けます。対応アプリでは、iPhoneで選択したテキストを翻訳する操作も使えます。こうした手動の方法は、Apple Intelligenceの機能とは別です。
翻訳の設定を探す前に、iPhoneの対応状況を確認する
Appleは、「メッセージ」のライブ翻訳をiOS 26以降の対応機能として案内しています。ただし、対応するハードウェアと言語が必要です。そのiOSをインストールできるだけで、Apple Intelligence対応端末になるわけではありません。
Appleの現在のiPhoneガイドでは、Apple Intelligenceの対応機種としてiPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPhone 16以降のモデルが挙げられています。通常のiPhone 15はこの要件に含まれません。デバイスとSiriの言語は同じ対応言語に設定する必要があり、利用できるかどうかは地域にも左右されます。
機種と言語に合った条件を、Appleの最新のApple Intelligenceの要件と機能の提供状況で確認してください。「メッセージ」「電話」「FaceTime」「AirPods」では、対応言語や機能の条件が異なります。通話で対応している言語でも、「メッセージ」の対応言語を別途確認する必要があります。
「メッセージ」のライブ翻訳を設定する
以下の操作は、Appleの現在のiOS 27版「メッセージ」ガイドに沿っています。iOS 26を使っている場合は、操作が異なることがあります。すべての表示名が同じとは限らないため、インストール済みのiOSに合った版のガイドを参照してください。会話設定の日本語表記は、Appleの日本語iPhoneガイドでも確認できます。
- 言語をダウンロードします。「設定」から「アプリ」→「翻訳」→言語の設定(Settings → Apps → Translate → Languages)を開き、翻訳に使う言語をダウンロードします。Appleは、ライブ翻訳とデバイス上の翻訳に使うダウンロードとして案内しています。
- 「メッセージ」を開きます。別の対応言語のメッセージを受信した会話を開きます。
- 会話の言語を選びます。上部の連絡先またはグループのアイコンをタップして下にスクロールし、「翻訳元」と「翻訳先」で言語を調整します。
- 必要に応じて原文を確認します。会話の下部にある「[言語]を翻訳中」をタップし、訳文と一緒に原文を表示する設定を選びます。
現在のガイドの手順でその会話の翻訳を止めるには、同じ「[言語]を翻訳中」メニューを開き、「翻訳を停止」を選びます。iPhone全体の表示言語を変えずに、その会話だけを調整できます。
Appleは、ライブ翻訳にはデバイス上で動作するApple製のモデルを使うと説明しています。これはこの機能についての説明です。別の翻訳アプリでも同じ処理方法になるとは限りません。
メッセージを1件ずつ手動で翻訳する
ライブ翻訳が使えなくても、1通のメッセージを読むために、まず端末の対応問題を解決する必要はありません。
- 「メッセージ」で受信したテキストを長押しし、選べる場合はコピーを選びます。
- Appleの「翻訳」や別のテキスト翻訳アプリに貼り付け、原文の言語と読む言語を選びます。
- メッセージ全体を翻訳し、時刻、金額、名前が元の会話と一致しているか確認します。
「メモ」にメッセージを貼り付け、テキストを選択して翻訳をタップする方法もあります。項目が見えない場合は、選択メニューのほかの操作を表示します。Appleは、「メモ」「メール」や対応する他社製アプリで、対応言語の選択したテキストを翻訳する方法を案内しています。これは、受信するすべてのメッセージを自動翻訳する機能とは異なります。
送信前に確かめられる返信を作る
手動で返信を作る場合は、翻訳アプリに文章を入力し、翻訳先を相手の言語にして、結果を「メッセージ」の入力欄にコピーします。送信前に内容を確認してください。「メモ」で下書きを作る場合、編集できるテキストの選択メニューにReplace with Translation(翻訳で置き換える)が表示されることもあります。この操作で置き換わるのは下書きで、相手に送信されるわけではありません。
私なら、確認しやすい長さに返信を絞ります。たとえば、海外の友人とビデオ通話の予定を決めるなら、次のように書きます。
「11月14日土曜日のニューヨーク時間午前10時に話せますか? そちらでは何時になるか教えてください。」
翻訳で文章を別の言語にできても、タイムゾーンを明記しなければ時刻は確定しません。送る文章には日付と、どの場所を基準にした時刻かを残します。定期的な通話なら、曖昧な「明日の朝」を繰り返すより、カレンダーの招待を使うほうが予定を共有しやすくなります。
ライブ翻訳が表示されないときに確認すること
- ハードウェアが非対応:iOSのバージョンだけでなく、Proかどうかも含めて正確な機種を確認します。
- 言語のダウンロードが未完了:「翻訳」の言語設定に戻り、必要なダウンロードの完了を待ちます。
- 言語や地域の制限:Appleの最新の「メッセージ」の対応言語とApple Intelligenceの提供状況を確認します。すべての地域や言語で使えるわけではありません。
- ソフトウェアの版が違う:古い解説の切り替えスイッチと、現在のガイドにある会話ごとの操作は一致しないことがあります。インストール済みのiOSに合った手順を使います。
- メッセージの種類が違う:音声クリップ、画像内の文字、ライブ通話は別の作業です。ここで説明したテキストの操作だけでは、それらの入力を翻訳できるとはいえません。
端末と言語の組み合わせが対応しているなら、会話の自動翻訳が便利です。たまに届くメッセージや、確認してから送りたい返信には、手動のテキスト翻訳を使えます。どちらの場合も、名前、条件、大切な時刻を含む文章では、原文をすぐ見直せるようにしておきましょう。




