WeChatで届いたテキストメッセージは、長押ししてTranslate(翻訳)を選ぶと翻訳できます。外国語の受信メッセージを自動で翻訳したい場合は、Settings → General → Translation(設定 → 一般 → 翻訳に相当する項目)を確認し、自動翻訳を有効にして、読みたい言語を選びます。以下では、公式の英語案内にある項目名を併記しています。実際の表示はアプリの言語や環境によって異なります。
WeChatが自動受信翻訳の対象として案内しているのは、バージョン8.0.56以降です。一方、新しい音声からテキストへの翻訳機能は、別の手順です。自分で話した内容を文字に変換し、翻訳して、相手に読めるテキストとして送ります。方法を選ぶときは、この2つの用途を分けて考えてください。
まず、届いたメッセージを1件翻訳する
自動翻訳を使う予定でも、私なら最初は1件だけ訳します。会話全体に訳文が並ぶ前に、希望する言語で表示されるかを手早く確かめられるからです。
- 外国語のテキストが届いたチャットを開きます。
- メッセージの吹き出しを、操作メニューが出るまで長押しします。
- Translate(翻訳)を選び、メッセージと並んだ訳文を読みます。
- 別の言語にしたい場合は、翻訳されたメッセージを長押しし、Change Language(言語の変更)を選んで、希望の言語を指定します。
これはWeChatの翻訳ガイドにある手順です。名前、住所、価格を確かめるときは、原文も見える状態にしておきます。訳文で意味が分かっても、運転手に見せたり地図で検索したりするには、元の表記が必要なことがあります。
受信したテキストの自動翻訳を有効にする
- スマートフォンのWeChatを更新しているか確認します。WeChatが公開している、この機能の最低バージョンは8.0.56です。
- Settings → General → Translationの順に開きます。
- 自動翻訳のスイッチを有効にし、自分が読みたい言語を選びます。
- 次に届く、別の言語で書かれたメッセージを確認します。選択した言語と同じ言語のメッセージは、翻訳されない仕様です。
最後の条件は確認時にも大切です。たとえば英語を選び、英語のメッセージで試した場合、別の訳文が出ないのは想定どおりです。設定を確かめるには、異なる言語の普通の受信メッセージを使います。関係のないメニューの表示言語を何度も変える必要はありません。
自動翻訳は、家族や地域のグループ、海外の相手と頻繁にやり取りするチャットに向いています。翻訳が必要なのが時々だけなら、1件ずつ操作するほうが分かりやすいでしょう。このモバイル向けの設定が、パソコン版やWeb版でも同じ場所にあるとは限りません。
翻訳した返信を送る
文字を入力して返信する場合は、テキスト翻訳アプリで文全体を書き、相手の言語を選んで訳し、WeChatに貼り付ける方法が確実な代替手段です。送信前に入力欄を確認します。受信メッセージの翻訳設定があるからといって、自分が英語で送る返信も別の言語で相手に届くとは判断できません。
入力より話すほうが楽なら、WeChatには自分が録音した発話を、送信前に翻訳済みのテキストへ変える方法もあります。音声翻訳機能の公式発表では、バージョン8.0.63に言及し、説明対象の言語として広東語、英語、標準中国語を挙げています。すべての言語の組み合わせに対応していると思わず、自分のアプリで選べる言語を確認してください。日本語での発話や日本語への翻訳がこの説明だけで保証されるわけではありません。
- チャットを開き、Hold to Talk(長押しして話す)を押し続けます。
- メッセージを話したら、画面から指を離さずにConvert to Text(テキストに変換)へ向けてスワイプします。
- 変換が終わるまで待ちます。WeChatは、途中で指を離すと音声メッセージが送信されると注意しています。
- 認識されたテキストを読み、翻訳する前に名前や数字の誤りを直します。
- …メニューを開いて翻訳先の言語を選び、訳文を確認してからSend(送信)をタップします。
この手順で相手に届くのはテキストです。話すほうが入力しやすいときには便利ですが、相手からすでに届いているボイスメッセージが自動翻訳されるという意味ではありません。

場所の変更連絡を、迷わない約束にする
現地の知人から、夕食の店を変えるというメッセージが来たとします。まず全文を翻訳し、店名と住所は元の表記も残します。「少し遅めに来て」と書かれていたら、具体的な時刻を聞きましょう。
「夕食は午後7時30分に変更ということですか? お店の地図上の位置を送ってください。入口で待ち合わせましょう。」
私なら、この短い段落をまとめて翻訳します。相手に予定を最初から説明し直してもらわずに、時間と場所を確かめられます。音声で入力する場合は、翻訳前に「7時30分」が正しく認識されているか確認してください。文字起こしの時点で時刻が間違っていれば、翻訳では直せません。
WeChatに翻訳がない・結果がおかしいとき
- 自動翻訳の設定がない:アプリのバージョンを確認し、メッセージごとの翻訳を試します。それでも設定がなければ、テキストを別の翻訳アプリにコピーしてください。パソコン版の解説がそのままスマートフォンに当てはまるとは限りません。
- 試したメッセージに訳文が出ない:メッセージの言語と翻訳先の言語が同じでないかを確認します。WeChatは、この場合を自動翻訳の対象から除いています。
- スタンプ・写真・音声が届いた:テキストメッセージ向けの手順では扱えません。大事な内容は文字で送ってもらいましょう。
- 言葉は訳せても、意味が分からない:抜けている主語、日付、条件について絞って質問します。「その後」を何度訳しても、相手がどの出来事を指したのかまでは分かりません。
用途が合うときは、WeChatに備わるテキスト翻訳を使えばよいでしょう。受信した音声やリアルタイムの通話は、対応する入力形式や音声権限を別に確認する必要があります。テキストの翻訳メニューが使えることは、別のツールがWeChat通話を聴き取れる証拠にはなりません。




